ホームヘルパーとして働いている人の「福祉」との出会いと資格取得の経緯

福祉の仕事のなかで、もっとも「介護サービス」の最前線である介護の仕事。今回は介護の仕事に就きたいと思っていた人がどのような経緯で働くことになったのかをインタビューしました。

ホームヘルパーとの出会い

介護の仕事に就きたいと思いつつ、福祉系の大学へは進学できなかったので、あきらめかけていたときにホールヘルパーの資格の存在を知り資料請求をしてみました。

資料請求が入り口に

学ぶ方法を選ぶ

現在(2014年)は、介護職員初任者研修という名称に変わり内容も若干の変更がありましたが、当時のホームヘルパー2級を取得する為には、通信講座とスクーリング、施設実習・訪問介護に同行させてもらう実習を期間内に終了させると取得できました。 試験はありませんでした。

※現在の介護職員初任者研修取得の為には施設実習は必要ではありません。その代わり、筆記試験が必要になっています。

自分の生活に合わせた講座を

当時、事務員としてフルタイム勤務していたので、スクーリングは週末のコースに通うことにしたのですが、平日は仕事、土曜日はスクーリング、同時に通信講座も進めないとならなかったので、とにかく忙しかったです。

ただ、ずっとやりたいと思っていたことなので、苦労には感じませんでした。新しいことを学べる喜びの方が大きかったです。

スクーリングは朝から夕方までありました。毎回同じメンバーでしたので、何回か顔を合わせるうちに仲良くなり、お昼はみんなでランチしたりするようにもなり、スクーリング中も和やかなムードで楽しかったです。

施設実習へのステップアップ

通信講座とスクーリングを終えると、いよいよ施設での実習です。 スクーリングを受けていたメンバーみんなと同じ日程で同じ施設に実習に行けることが決まり心強かったです。

※現在の介護職員初任者研修取得の為には施設実習は必要ではありません。筆記試験の勉強が大切になります。

資格取得後の進路は?

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資格取得後すぐに介護職には就きませんでしたが、その時の頑張りは自分への自信にもつながりましたとのこと。資格取得から数カ月後に、ヘルパーとして訪問介護事業所に非常勤職員として働くことになりましたが、仕事をしながら勉強した事を思い出すことも多く、事業所からも丁寧に指導していただき、今も働くことができています! 苦労よりも楽しいことの方が多く感じます。